インフルエンザに罹っているので、奥さんと子供が寝ている場所とは違う場所で寝ているのです。
こどもに、おやすみ~。と、挨拶をして別れた後、会社PCを出して、布団に寝転がりながら仕事のメールを見たりしていると、私のいる部屋のドアが開き、子供が入ってきます。てか、うちの奥さんと二人でいるはずなんですが、うちのおくさんは、どうしたんでしょうね
「ママは?」
「まま、ねんね」
あらら、寝かしつけているのはどっちか?というやつですね。しょうがないので、一緒に布団に入ります。しかし、寝転がりながらPCを操作するのを、すごい勢いで邪魔をするので、
「ごめんね~、パパ、お仕事しているからね」
と、諭すと、出しっぱなしになっていた「プラレール(線路のみ)」で遊び始めます。飽きると、また、PCのキーボードをつついたり、無線LANのON/OFFスイッチをさわってきたり......。
「ごめんね~、ぱぱ、お仕事しているからね」
さらに諭すと、あきらめたのか、部屋の外へ。おくさんの寝ている部屋に向かうと思いきや、なにやら、ドアの向こうで、ウンコを気張っているような様子。
しばらくして、にこーっとしながら戻ってきたので、「うんち出た?」と聞いてみるものの、「うんちない」と、つれない返事。そんなような臭いがする気がしますが、どうにも鼻が詰まっているのかよくわかりません。「ママにうんち出たよ」って言っておいでと、送り出すと、「ままに~、うんちでた~」と、小声で練習しながら(?)おくさんの寝ている部屋に向かった様子。しばらくして、戻ってきたかと思ったら
「まま、うんち、ない」
おや、そうですか?
「パパも、いっしょに、ママに聞いてみようね」
と、おくさんのところに手をつないで向かうと、奥さんは、ぐっすりと寝ておられました。なんだよ、「うんち、ない」って......、うちの子も、言うようになったなぁ......。とりあえず、奥さんを起こし、さすがに、インフルエンザで寝ているところに子供が来てしまっては、なんのために別の部屋で寝ているのかわかりませんよ。と、お願いします。
「そうそう、さっき、きばってたから、うんちしてるかもよ」
「ほんとだ、なんか、うんちくさい」
というわけで、やっぱり、うんちをしていたらしく、
「立派なうんち出たねぇ」
「ちっぱな、うんちでた!ちっぱなうんちでた!わはははは」
えーと、いったい、この子は何がおもしろいんでしょうか。もう、夜9時を回っていますよ......。ああ、そうか、眠いから何でもおかしいのね。
おしりを拭き、おむつを交換し、部屋に戻って、PCに向かっていると、またしても、ドアがそーっと開く気配。とりいそぎ、PCを閉じておきます。
「おっぱい飲んだ!」
ああ、そうですか。それはよかったねぇ。
「たーたもねんね!」
というわけで、一緒に布団に入ります。
「どんどんくるるま!」
しょうがないので、一緒に、「はたらくくるま」を歌ったり、しているうちに、眠りにつかれました。
その後、パパはといえば、なぜか、先週出した資料に間違いが見つかって、上司からその指摘を電話で受けていたり、資料の修正を上司にお願いしたりしていましたよ......。
というのが、水曜夜の話。
木曜の夜は、奥さんと子供が寝室に向かったあと、奥さんの笑い声が聞こえたので、何事かと思って、見に行ったら、うちの子供が、布団にうつぶせになって、PCのキーボードをポチポチしてました。昨日のパパのまねなのね......(笑)
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