うちの息子さんは、去年の誕生日のプレゼントに、うちの両親からプレゼントされた自転車に乗るの好きなのですが、私が後ろから押すだけでこぐのも後ろ向きに回すだけだったのです。
早めに帰宅した火曜日、ふと、家の前の道が緩やかな坂になっていることを思いだし、そこで、少し前向きにちゃんとこがせてみます。前にちょっと進んだところで、おおすごいねぇ、と大げさにほめると、ニコニコ顔。前に進むことが楽しくなってきたらしく、平坦な道でもどんどん進みます。
ちょっと、つらそうだな。と、後ろからこっそり押すと、
「おしちゃだめよ」
と、怒られてしまうので、押さずにがんばらせてみる。
とはいえ、さすがに、足が痛くなってくるのか、自転車から降りて、自転車押してみたり引いてみたり、乗ったまま足で地面を蹴ってみたり。
「ちょっと、押してあげるから、がんばって」
と、声をかけながら、ずんずん進みます。
疲れたのか、近所一周して、家の前に戻ったら、もうおしまい。
なんにしても、これまでどんなに教えてもできなかった、「こぐ」ということができるようになったわけですな。こうして、成長していくのは、うれしくもあり、すこし寂しい気もします。
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