父子旅行1日目

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

9/4当日。8時台の電車で東京駅に行くのは、父子旅にはつらすぎる!そして、おそらく、息子さんが朝のNHK教育を見続けるので、9時頃家を出て10時頃の新幹線で行けばいいか。そう思っていたのです。

ところが、朝ご飯を早々に食べ終えた息子さん、「しんかんせんのるよ!」とハイテンション。予告の成果というか、なにやら、すごく、やる気満々です。

しょうがないので、8時過ぎのバスに乗り、8時台の通勤電車に親子で乗ります。こどもを立たせるわけにも行かないので、ずーっと抱っこです。かなりつらい。

そんな感じで、東京駅につく頃には、親子してぐったり。取り急ぎ、京都までの自由席と高槻までの乗車券を確保します。

ちょうど、N700系ののぞみ15号に乗れそうでしたので、いそいで3号車付近へ。ドアが開いたので、適当に二人がけの席を確保します。っていうか、おやつとしてメロンパン2個は持ってきていますが、飲み物を確保していません。慌てて売店まで戻って、リンゴジュースとお茶を確保して、急いで席へ戻ります。

あっという間に出発です。最初のうちは車窓に見える、山手線、京浜東北線に、大騒ぎ。品川を過ぎると、景色もおもしろくなくなるので、テーブルをかちゃかちゃしてみたり、自分にできるすべての表現で新幹線に乗っているすばらしさをパパに訴えたり......(最初のうちは、ビューンって行くねぇ、ガタンゴトンだねぇ、などだったのが、どんどん意味不明な音の羅列になるのがおかしい。でも、熱意が伝わってきます)。

新横浜を過ぎたあたりで、うちの実家に電話をかけようか?と、デッキに誘い、電話をかけます。「今ねぇ、新幹線の中だよ!」と、新幹線に乗れた喜びを簡潔におばあちゃんに伝え、後は任せたと言わんばかりにパパに受話器をくれました。何時に着くとか、そういう事務連絡の後、席に戻って、おやつの時間です

メロンパンを半分食べたところで、「もうねむい」と言い出したので、真ん中の肘掛けをあげる。眠かったはずの息子大喜び。上げたり下げたりしたあげく、座席に横になって膝枕で寝ながら、自分の上に肘掛けをおろして、寝てしまいました......。窮屈だと思うんだけどなぁ......。

そんな寝姿をブログにうpしたりして、とーちゃんはやりたい放題。ですが、膝枕状態だけあって、網棚の上のリュックからバスタオルを取り出すことができません。困ったな。と、悩んでいてもしょうがないので、背もたれを倒して、そこに座らせてみることにします。意外と、起きないもんで、大成功。リュックからバスタオルを取り出してかけてやります。

そんなことをやっている間に、あっという間に瀬田川を渡っています。京都で下りるわけですから、そろそろ起こさなくてはいけません。荷物をまとめている間にもう山科付近です。慌てて起こします。ちょうどトンネルに入ってしまったので、「トンネル出たら、駅に着くよ。降りたらおばあちゃんまってるからね」と声をかけます。二時間弱しっかり寝たからか、寝起きも悪くない感じで、デッキへの足取りも軽く移動します。

抱っこしてドアの窓からホームを見ていると、おばあちゃん発見!「おばあちゃんいた!」抱っこしていなければ走り出そうかという勢いです。

とりあえず、そこらのベンチに立たせ、着替えとオムツ替え。そして、バイバイ大会。出発する上下すべての新幹線にバイバイします。およそ15分。あっという間に、12時回ってますよ......。てか、ひっきりなしに新幹線くるよな......。山手線じゃないんだから......。

なんとか、新幹線ホームから、乗換口を通り過ぎたら、奈良線ホームの電車に向かって走り出し、「アレ乗る~」。中央口へ向かうと、1番線に停車中のスーパーはくとに向かって「アレ乗る~」。もう、大騒ぎ。

中華料理屋さんで、お昼ご飯。「いらない」とか行ってた割に、おばあちゃんのチャーハンをばくばく食べる息子さん。関係ないけど、メニュー通りチャーハンを頼んだのに「やきめし、お待たせしました」と持ってきた店員さんに関西を感じました(笑)

バス停に移動して、バスで梅小路公園まで移動。ボタンを押そうと思ったら、すでに赤くなっていて、押しても音が鳴らないことに少しご立腹な息子さんでしたが、梅小路蒸気機関車館前の車輪を見て、大興奮!

「これなに?」「車輪よ。きしゃぽっぽの車輪。これがぐるぐる回るのよ」「へー、そうなんだー」......「ねー、ぱぱー、これ車輪でしょ?ぐるぐる回るんだよねー」と、覚えた知識を披露してくれます。

ちょうど、SLスチーム号の時間だったので早速乗ります。大きな汽笛にびっくりしたりしつつ、主にパパがSLを堪能しましたw

扇形車庫で、たくさんのSLが並んでいるのをみた息子さん、うわー、うおーと、走り出し、階段上って、運転席へ。そこら中にあるレバーを押したり引いたり大騒ぎ。っていうか、動輪の大きさと比較した写真とか、正面で記念撮影とか、したいから、声をかけてみても全然ダメ。静態保存の機関車すべてをさわりまくって大騒ぎ。一緒にいったおばあちゃんが、用事があってこれなかったおじいちゃんに「ちゃんと写真を撮ってこい」と言われて、デジカメを渡されたのに、これじゃぁ、ちゃんとした写真が撮れないじゃない。と嘆く始末。

一通り、さわり倒したら、なぜか、プラレールで自由に遊べるコーナーがあり、風通しもよかったので、休憩がてら、クールダウン。とはいえ、ずーっと、遊んでいるわけにもいかないので、「おじいちゃんが、おうちで待ってるよ」と、声をかけ、移動開始。

ところが、梅小路公園で、ダンスの練習をしている集団をみて、「たーたも、やりたい」と、近づいていき見学。というか、同じように手足を動かして、一緒にやっているつもり。という、ダンスで、真剣に踊っていた人たちの邪魔をする(笑)。

なんとか、家に帰る気分に戻ったところで、横断歩道を待っていると、さっき乗った市バスとは明らかに違う紅白のカラーリングのバスが前を京都駅とは逆方向に通り過ぎていきます。「たーた、赤いバスがいい!」「そうかぁ、たーた、赤いバスがよかったのか。」「赤いバスがよかった」「そうだねぇ、赤いバスが来たらいいねぇ」などと話しながら、横断歩道を渡りバス停でバスを待っていると、ちょうど、京阪バスがやってきました。「よかったねぇ、赤いバス乗れたねぇ」とか言いつつ、京都駅へ戻る

京都駅の中央口を入ると、白くてかっこいい電車が止まっています。「たーた、アレ乗りたい」「だめだよ~、アレに乗ったら、金沢に行っちゃって、おじいちゃんにあえなくなるよ?」などとごまかしつつ、混雑して座れないであろう新快速はあきらめ、西明石行き各停に乗る。

高槻からは、タクシーで帰宅。「メロンパンが大好き」「リンゴジュースが大好き」という話から、買い物に行くことに。近所のバス停を通り抜け、スーパーへ。走り回って、パパに怒られたけれど、レジおばちゃんにラムネ菓子をもらう。向かいの焼きたてパン屋さんでメロンパンを、その隣のコロッケ屋さんでコロッケを買い、帰宅。

夕方のテレビの時間だと言うことをわかっているのか、「ぱぱ~、ぐるぐるどかんは?」と、リクエストがあったので、12チャンネル。「おうちのとおんなじー」と、同じ番組が見れることに大喜び。こどもって、ほんと、日々是発見って感じだよな。などと思っていたら、「あんたさっきのラムネどうしたん?食べさせたん?」「いや、俺が食べたよ、甘いお菓子は食べさせてないから。それしか食べなくなるからね」「そうや、そのほうがええ」とか、そんな、親子の会話をしていると、おじいちゃんが用事から帰宅。

「ただいま」「おかえりなさい~。しんかんせんのってきたよ~。しんかせん、びゅーんqあwせdrftgyふじこlp」興奮冷めやらぬまま、ご飯を食べる。

なぜか、お風呂をいつも以上に拒否されつつ、なんとか、シャワーして体を洗い、そこでおばあちゃんに任せて、ゆっくり風呂ってから合流。オヤジの晩酌につきあってべろべろに酔っぱらったので、トントンしつつ一緒に就寝。

かと思うと、突然、むくっとおきて、「それなに!?」と、起きてきた。テレビ見る!と言って聞かないので、一緒に高校生クイズの決勝を見て、リンゴジュースを飲んでまた寝た。てか、目が覚めちゃったパパは、しばらく眠れなくって、iPhoneでぐるぐる。