土曜日から、大学時代にお世話になった先生が退官されるということで企画された温泉旅行に参加する。新宿集合でロマンスカーに乗って箱根。
2年前に先生の還暦記念パーティーがあったときには、教え子達が「学生時代の思い出」を一人ずつ語る。という企画があり、みんなして「あの頃は不真面目な学生でした」とか、「教授自身が一生懸命実験していて、しかもゴッドファーザーのテーマをいつも歌っていた」など、そんな話をしたように記憶している。
で、今回、教え子達に与えられたテーマは「近況」。
「子供ができたので、育児書の類を読むようになったのだが、『食べ物の好き嫌いを無くすためには親が率先してなんでも美味しく食べることだ』と、書いてあり、自分から率先して実験をされていた先生のおかげで、自分も実験が好きになったのだなぁと思った」という話をした当時の助手の先生の話。
いや、たしかに、不真面目な学生でしたが……そんなに俺たちは子供だったのか?とか思いつつ、みんなが話し終わったあとで、教授がコメントを。
いきなり「皆さんも改心してがんばっておられているようですね」で爆笑。
それにしても、定年して退官するというのに、今後少なくとも3年間は某大学の化学科で教鞭を執られるらしい。ただ、授業はほとんどやらなくてもいいらしく、実験がたくさんできていいねぇ。とか言ってた。ほんと、実験が大好きなんだなぁ。そして、その結果からその向こうにある真理を求め続けていくのだろうなぁ。
宴会場から部屋に戻ってさらに飲み続ける。てか、飲み過ぎた。天誅って焼酎がうまかったな。結婚したばかりの3つ下の代の後輩の不倫疑惑を徹底追求したりとか。
日曜日、朝、7時半ごろ起きて、研究室の1期生の大先輩の最近の仕事の話を聞いたりする。事業企画系の仕事も面白そうだなぁ。某食品会社であんな商品とかこんな商品の事業企画をしているらしい。
2000年移行に大学出てきているヤツら、おかしくないか?とか、聞かれたけれど、どうだろう。どうも、とにかく受け身で言ったことは完璧にやってくるんだけど、どうしてそういうことをするのかとか、ナニも考えないらしい。
幸い、うちの会社には居なさそうだけれど……。
帰りのロマンスカーでは、隣のボックスで北大の学生と東大の学生の違いについて、東大の現役の修士の学生に語っている先生の話を聞きながら、うとうと。それにしても、先生、酒を飲んで暴れたとか、救急車呼んだとか、裸で踊ったとか、ミニモニの振り付けして踊ったとか、3日くらいしか研究室に来ないまま卒業したとか、そんな話しかないですか?(笑)
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