「希望格差社会」と「愚直論」

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ISBN: 4-480-86360-5

希望格差社会を読んだわけです。よく分析されてるな。と、思うわけです。格差が出てきていることと、その格差は固定化されていくであろうこと、は、わかる。一部の金持ちはより金持ちに、そうでないものはより貧乏に。という世の中は、あまりよくない。という主張は、理解できる。

でも、なにか違和感がある。この違和感はなんなんだ?と、思いながらも、とりあえず、次へ。

ISBN: 4-478-73306-6

で、愚直論を読んだわけです。これが、また、すばらしく、精神論。努力、努力、いくつになっても、日々精進。家庭も大事かもしれないけれど、仕事を通じて自己実現していくことこそが、大事だよね。視野を広く持って、とにかく頑張れ。ときには、自分に課せられている責任以上のモノを背負って、必死にやれ。とか、そういう感じ……。

それはそれで、違和感あるよなぁ。

ただ、「世の中が悪い」と悲観したり「世の中が悪い」からと言い訳するよりも、たとえガラスの天井があったとしても、それでもより上を目指してもがき続けたい。と、そう思う。