父子旅行2010 3日目

11月19日

「六甲山牧場行こうか」と親父。「行き方調べてくれ」とか、言われたので、慌ててiPhoneで調べる。平日は六甲ケーブルから六甲山牧場に向かうバスが少なくそこが肝になるようだ。さすがに山上は寒かろう。というわけで、親父の上着を借りていく。

いつものように高槻駅へ。新快速に乗って芦屋で乗り換えるか、快速で行くか。らしいけれど、とりあえず乗換のない快速で行くことに。尼崎を出たあたりで飽き始める息子さんに「あと4つだからね」などとなだめつつの長旅。

六甲道に到着するとちょうど六甲ケーブル下行きのばすが来ていたので、乗車。六甲ケーブル下でみんながトイレに行っている間に、「そろそろ発車ですよ」との声がかかるが、みんなトイレだしなぁ。と、先に行かせたのが失敗の始まり。11:40のケーブルカーに乗り遅れると12:05のバスに乗れないので、その次が13:05になってしまうわけで。山上駅で1時間くらい待ち時間が発生してしまうのね......

そんなわけで、山上駅での待ち時間をワッフル食べたり、昨日お袋が幼児の帰りにスーパーで買ったらしい焼き芋を食べたりしてすごす。展望台の花壇にあった巣箱が家っぽい外観で息子さん大喜び。ひもを引っ張るとなぜか音が鳴ったりして、楽しめました。

やっとバスの時間になったので、バスに乗って六甲山牧場へ。到着して門をくぐるとそこにはアヒルの泳ぐ池と、アヒル用エサの販売機。大喜びでアヒルにエサをやる息子さん。こういうのほんと好きだよね。とか言いながら、隣にいたヤギにヤギ用エサをやろうとすると、エサを持っている手にかまわず突っ込んでくる奈良の鹿状態。

ビビっている息子に、ヒツジさんさん見に行こうかと誘い出してヒツジエリアへ。途中、馬を見たり、豚をさわりに行ってぶひーと言われて泣き出したり。ヒツジエリアに行くと、まずは、たくさんいるヒツジに圧倒される。その奥にあったヤギエリアにやはりヤギ用のエサがあったので、やぎさんにエサをあげようか。と、自販機からヤギエサを取り出すと、すごい勢いで寄ってくるヒツジたち。ヤギ用のエサをヒツジにやるな。と書いてある注意書きは苦行としか思えないww。そんな光景に圧倒された息子は、もう、ヒツジさん嫌い。と言いだしたので、そもそも、なにしに牧場に来たの?状態。斜面の一番下にすべり台が見えたので、そっちに誘ってみる。

すべり台は、すごく楽しかったらしい。それこそ、牧場にまで来て、なんですべり台で遊んでいるんだっけ状態。てか、腹減ったな。ってことで、「ご飯食べようよ」「やだ」なんてやりとりを繰り返す。何度か繰り返しているうちに息子さんが折れて、やっとご飯へ。しかし、南エリアにはお手軽な食事処がないのね......。しょうがないので、ハイジのなんとかで、適当に食べる。

さて、そろそろ帰りますか。と、摩耶ケーブル方面のバスに乗り、さっくりバス、ロープウェー、ケーブルカー、市バスを乗り継いで、三ノ宮から快速で高槻へ。一番前に行って窓からの景色を楽しむのも疲れたところで、ちょうどひとつだけ席が空いたので、だっこして座る。

ふと気がつくと、二人して寝てしまったらしく、まもなく茨木。高槻で降りて、西武のレストラン街で寝起きの機嫌の悪い息子さんが選択したオムライス屋さんに入る。てか、息子の選択基準は「ショーケースにあったおもちゃが面白そうだった」というのが、何ともかんとも。機嫌が悪いときはしょうがないよね。なんてあきらめつつ、お気に入りのおもちゃがやってきた息子さんは、大喜び。

そういえば、去年の父子旅行のときも西武から出たら満月だったんだよな。とか思ったら、今日もやっぱり満月でした。