東大生はバカになったか
ふと、入った本屋で、「東大生はバカになったか」(立花 隆)を見かけて、気になったので、買って読んだ。
一円玉の直径が何センチメートルか?、東京札幌間の直線距離は?、地球一周は何キロメートル?などの常識的な大きさについて、まったくはずれた答えをする東大生が増えている。という話から、東大受験生が身につけてくる受験のための力というものはどういうものなのか、また、大学で教えるべき内容とはどういうものなのか、など、立花氏が各所で発表したものをまとめた本。
東大の成り立ち、どういう目的で作られたのか、また、その目的と欧米的な意味での「大学」との違いについて、述べてられている。そのなかで、日本の官僚制度とそれを支える教育制度を痛烈に批判し、東大生はお茶(という知識)が注がれるのを待っている湯飲みだ。と論じている。
「東大」に限らず、日本全国どこの大学も同じようなもんだと思う。ぼくらは、受験のために知識を詰め込み、テストの時にそれを一気に吐き出すように指導されてきた。自分から疑問に思って、なにかを調べるようなことって、それこそ、あまりない。
立花氏が東大生はだめだだめだと論じた後に対談のページがあって、立花氏が東大でやっていた立花ゼミに参加していた学生との話が載っていたりする。まぁ、そういう場に出てくる人だからなのかもしれないけれど、やっぱ、東大生ってちがうなぁ。という感じで……。
なんというかうまく言えないんだけれど、地方の国立大学に通っていた僕は、東大にものすごいコンプレックスがあるのかなぁ。指導教官が東大出身の人だったからか?
東大生はバカになったか (文春文庫)
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6ステイン