帰りは、中央道経由にしました。中央道は東名に比べてカーブが多く、なかなか、スピードが出せませんね。
名神養老、中央道駒ヶ岳、談合坂とSAを利用しましたが、どこのSAの授乳室もほぼ同じで、一畳分程度の空間にオムツ替え用のベッドと、椅子と小さい流し台があるものでした。
養老と駒ヶ岳のレストラン部分の椅子はファミレス風の背もたれもあるほわっとしたロングシートでしたが、談合坂は、背もたれのない木の堅い椅子だったために、子供を立たせて遊ばせるわけにも行かず、大人は休憩できたものの、子供は休憩できないままでした。
こうして東京大阪間を車で往復してみてわかったのは、高速道路には、授乳室は6ヶ月ごろまでのハイハイしない赤ちゃんのための施設として存在する。また、普通に公園で遊べるような子供向けの設備は公園として存在する。結局、はうくらいの子供向けの施設ってのは、ほぼ存在しないと言える(例外的に存在するのが東名海老名)。
じゃぁ、そういう子供を持つ親としては、新幹線や飛行機のほうがいいのか?というと、現地での移動手段をどう考えるか、とか、そういう面もあるから、一概にどちらがいいとは言えないように思う。
百貨店の子供向けのスペースは、すごく良くできているが、結局のところ、子ども用品売り場にそういう施設を設置することは、その売り場のユーザーのニーズに合っており、それに応えるのが企業としてリーズナブルだからなのだ。
高速道路のSAは、そのニーズを組むだけの余裕がないのか、それとも、民営化したばかりでまだまだわかってないだけなのか……。