朝、ちょうど夕方であろう日本の後輩に、プロジェクトの状況を聞く。
俺:トラブって無い?
後:全然OKっすよ。てか、そっちこそトラブって無いんですか?
俺:いまんとこ大丈夫。でも、これからレンタカーで移動だから、なんかあるかも
後:とにかく気をつけてくださいね。こっちは気にせず……。
そんなメールのやりとりの後、チェックアウトする。ここで、「会社名で領収書をくれ」と会社から渡されたメモを見せる。名刺を見ながら、おにーちゃんがポチポチ入力し、内容を確認して、いざ印刷!って、さっきの会社名じゃないヤツと同じですが……。
ちょっと、なやんだおにーちゃん、再度名刺を見ながらぽちぽち入力。出てきた紙を見て「We got it!」だって。そうね、よかったね。とか思いつつ、受け取って、レンタカー屋へ。
「予約してた小西だけど」「パスポートと免許証出して」ってな感じで、パスポートと国際免許をだしたら、にーちゃんが、名前とか確認始めたからもんだいなさそうだな。とか思ったら、
「今日は、システムトラブルなんだよね。手書きで書類書くからちょっと待ってね」
なんと、レンタカー屋がトラブルかよw。その後、「保険どうする?」って聞かれた「保険(insurance)」の意味がわからずに、わからないって顔をすると、「もー、車がダメージ受けたときに、フルカバーにするかい?それとも、ベーシックプランにする?」って聞かれて、ああ、保険のことかって感じで、フルカバーをお願いする。
ドイツで運転するにあたって、一番の不安は、ドイツの地図が頭に入ってないから、高速の分岐があるとどっちに行っていいのかわからないんだよな。というわけで、聞いてみる。「ハイデルベルグにいきたいんだけど、どうやっていくの?」って聞いたら、「A3に行って、A5方面。A5 Baselって書いてある方に行って、まっすぐいったらハイデルベルグ」だって。聞いてよかった。Basel方面。たぶん、それが、A5の南向きなんだろう
で、カギを渡されて、あっちに置いてあるから。どうぞ。って……。置いてあるからどうぞかよ。
駐車場のLift(エレベーター)を上がり、自分の車を探す。てか、レンタカー会社の○番のプレートと、駐車場自身の○番って番号に関連性がない上に、いろんなレンタカー会社があって、どこに車があるのやら……。
一番奥に車を発見し、無意識に右側のドアを開き、はんどるがそこになかったのに、驚いて、「いや、荷物を置こうと思ったんだよ」などと、ちょっと強がってみる
そんなこんなで、いざ出発。レンタカー屋さんにおしえてもらった通り、A3,A5を目指して、ぐにぐに走る。どうも、左ハンドルというか、車の左側に乗って運転しているという感覚が変だ。右のドアミラーが遠く、左のドアミラーが近い。あと、サイドブレーキとシフトレバーと、飲み物ボトル置き場が右にあり、右手で飲むから、左手でハンドルを握ることになる。これもいつもと逆だな
そんなことを考えているあいだに、A5へ。うはー、アウトバーン、ほんとにスピード速いな。120で走っている俺を、あり得ないスピードで抜いていく人が……
ハイデルベルグ市内に入ったけれど、さっぱり、どこをはしっているのか、わからないな。とりあえず、まっすぐ行ってみるか。とか思いつつ、まっすぐ。なんとなく大きそうなホテルがあったので、地球の歩き方「南ドイツ」のハイデルベルグのページを見て、地図を確認。
自分の泊まるホテルは、このまままっすぐ行って突き当たりっぽいところを右に曲がればいいんだな。と、右に曲がってしばらく行くと確かに、ホテルが見える。駐車場は裏側。と、表示されているように見えたので、裏へ。たしかに、駐車場があるな。と、入ろうとして、左側の通路から入ろうとしてしまった(笑)。どうも、まだ慣れないな(笑)
チェックインして、部屋に入って、わかったことは、このホテルも無線LANで繋がるので、フランクフルトの空港で買ったLANケーブルは、いよいよ意味がないのかも……。