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どこが痛いの?

痛いニュース入りしている男性の皆さん分かってよ! 女性SE仕事へのキモチ - @IT自分戦略研究所のどのあたりが痛いのか理解できない。

男女雇用機会均等法という法律があるのだから、性差を元に処遇を変えることは禁止されている。

時代が変わってしまったことに気がついていないのは男性だけで、女性は変わった時代を謳歌しているのではなかろうか。

仕事重視/家庭重視、結婚する/しない、結婚して仕事やめる/やめない、産む/産まない、など、選択肢はすごく増え、どういう選択をしてもよいような世の中に変わっているのに、そういう流れが見えてないんじゃないだろうか?

男が育児休暇や、育児に伴う時短勤務をとることもできる時代になっているのである。そういった制度を利用することで、評価がおかしくなってしまうのであれば、それは会社がおかしいのである。

それから、女性の「『そのうち結婚していなくなる』程度に考えられている。」に対して、実際そうじゃないか?と、ツッコミをいれている向きもあるようだが、「結婚後も仕事を続けたいと思っているのに、会社の各種制度がそういうことに対応していない」のであれば、それは、会社の制度の問題であり、是正されるべきだ。

また、最初から結婚したらやめるつもり、なのであれば、そういう雇用形態(昔の一般職に相当)を用意していないのが問題ということじゃないのか?結局、男女雇用機会均等法が成立したときに、総合職(男)と一般職(女)だったものを、総合職(男女)というかたちに切り替えたのが間違いで、総合職(男女)と一般職(男女)とわけるべきだったんじゃないか?とか、そんな風に思ったりもする。(この段落はちょっと飛躍してるかも)

男女雇用機会均等法というのは、すごく世の中を変えてしまう法律であったのに、男性側の意識として、「女性の社会進出を『許す』」という、気持ちで作られてしまったんじゃないだろうか?そして、今でもそのつもりなのだろうか?

パンドラの箱は開いてしまっているのである。

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2007年03月31日 22:33に投稿されたエントリーのページです。

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