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ふつうの商用UNIX

朝から、ふつうの商用UNIXの研修。

diskのデバイスファイルが、cXtXdXsXだったりして、すごくショック。ディスクへのパスを冗長構成にした場合には、冗長にした分だけ別のディスクとして見えるらしい。ありえない。同じディスクが二つに見えるってどういうことなんだろう……。

たぶん、今まで使っていたUNIXが、「ふつう」じゃなかったんだろう。冗長構成にした場合にも、最終的に同じディスクを示すのなら、それは、デバイスファイルが複数できたりしなかった。

ふつうのUNIXでは、たとえば、同じディスク装置に二つの経路がある場合と、同じ構成のディスク装置が二つあって別の経路でつながっている場合では、見た目に区別ができない。ってことだ。

今どき、大規模システムでは、SAN構成にするのが当たり前になっているわけで、同じディスクが別ディスクとして見えるってのは、ダサいと思うんだけど、そこは、その上のレベル(たとえばLVM)で解決ってことになってるのね……。

Windowsも同じ問題を抱えているわけで、起動時には経路ごとに違うディスクとして見えるのを、各社のデバイスドライバによって、一つのディスクに見せるようにするわけですよ。

SAN環境だと、WWNとか呼ばれるモノで各デバイスがちゃんと区別されているにもかかわらず、昔ながらのSCSIの構成に縛られた形でのデバイス指定が行われているのは、古いんじゃないのかなぁ

僕が知っている「ふつう」ではないUNIXでは、WWNで区別するので同じディスクであれば必ず一つのデバイス名になってくれていたのになぁ。

もしかしたら、UNIXなんてシステムは、「わかる人にだけわかる」ようになっていればいい。ということなのかもしれず。たしかに、「むずかしいんですよ」と言う方が、お金取れるしな(ぉ

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2005年03月14日 16:20に投稿されたエントリーのページです。

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