朝の風景

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

今朝、すばらしく寝坊したのです(親子そろって)。とにかく急ぐ必要があるのですが、そこは私の子なので、のんびり屋さんです。

パンを食べ終わった頃を見計らって、
「じゃぁ、お着替えして保育園行くよ」
「おきがえ、いや」
「じゃぁ、おむつ変えようか」
「おむつ、いや」
「困ったねぇ。牛乳飲む?」
「にうにう、いや」
「じゃぁ、ぱぱが牛乳飲んじゃうね」
「いやー、ぎうにうぅぅぅ」
「牛乳いるの?」
「(こくこく)」
「ぎゅうにゅうどうぞ。」
「ぎゅうにゅう、おいし」
「じゃぁ、お着替えしようか」
「おきがえ、いや~」
といいながら、ソファーにドーンと突撃。
「おきがえ、いや、ねんね」
そうだねぇ、眠いよね。ぱぱも、頭痛いし、今日お休みしようか。などと思うものの、そういうわけにも行かず、すでに、「おかあさんといっしょ」が始まろうかという時間なので、
「おきがえしようねぇ」
と強制連行。
「いやー」と抵抗を見せた息子も、おかあさんといっしょのオープニングに集中してされるがまま。

息子の着替えが終わったところで、俺が着替えている間に、もう、ぐーちょこの時間!ストーリーものがまだ理解できないので、ぐーちょこはあまり好きじゃない息子には出かけるいいタイミングですよ。

「じゃぁ、テレビパチンしてお出かけしようね」
と、テレビの電源を切ると、
「れんきー」と上を指さすので
「そうだね、電気も消そうね」といいながら部屋中の電気を消す。

「くついたー」

ああ、靴下はいてないね、じゃぁ、この青い靴下がいいかな?
「青いブーブーの靴下にしようか?」
「いや、あかいくついた」
「えー、赤い靴下、昨日履いてたから、ばっちいよ。こっちの黒いのにしようか?」
「あい」

と、黒というかグレーの靴下を持って元気よく玄関に行ったところにトラップが!

「あかいくついた!」

いや、それは、昨日、あなたが帰ってきて、脱いだままの靴下ではありませんか?

「こっちの黒いのにしようよ」
「いや!あかいくついた」

と、履く気満々で、自分一人では掃けないはずの靴下を必死に履こうとします。

しょうがないので、その赤い靴下を掃かせ(←!)、出発です。

と、思ったら、

「イカイカ、ないよー」

どうやら、近所の家に最近ついているクリスマスのイルミネーションがピカピカしていないことを報告してくれているようです。どんどん歩いていくのを追いかけながら

「そうだねぇ、明るいときはピカピカないよ。くらいくらいのときだけねー」
「イカイカ、ないねー」
「そうねー、ぴかぴかないねー」

このまま、話を続けていると、いつまでたっても行けないので、自転車に強制収容。

途中の工事現場でパワーショベルを見かけたり、電車が走っていくのを見かけたりしつつ、保育園に到着。

園の入り口で園長先生が出迎えているわけですが、
「おはようございます」
と挨拶されて、ちっさくお辞儀できるようになってました。

昔は、ここで、自分で靴を脱いで、靴を下駄箱に入れていたのに、いまは、
「くつぬいでー」
「いや」
「じゃぁ、くつ、ないないしてね」
「いや。ぱぱ、どうじょ」

時間に余裕がないので、しょうがないからやっちゃうわけで......よろしくないなぁ......

そんなこんなで教室まで移動して「いってきまーす」「ばいばい」てな感じです。教室に向かう途中とか、ついてからもいろいろイベントが発生したりするのですが、それは、また、別の話と言うことで......。