先日、塩崎さんのところにリンクが貼られていた最近の小学校では「知らない人に挨拶するな」と指導してるの? : 趣味・教育・教養 : 発言小町 : 大手小町を読んで、えー、これじゃぁ、地域社会崩壊だよ……。などと思っていたのです
お通夜の晩に聞いた話ですが、おじさんの近所のおじいさんが、毎日近所の小学校の下校の頃になると、家の前で掃除をしながら、ランドセルを背負った子供たちに対して、「元気か?」「気をつけて帰れよ」と、毎日声を掛けていたそうです。ところが、小学校へそのあたりで見知らぬひとに声を掛けられたという通報があり、実際その通報がその近所のおじいさんのことだと言うことがわかると、おじいさんは家の前の掃除をするのもやめてしまったそうです。
うまく言えませんが、子供たちを育てていくのは、学校だけの役目ではなく、家庭だけの役目でもなく、学校、家庭、地域の三者がうまく力を合わせていくしかないと思う。今は、あまりにも学校「だけ」の役目だと思っている人が多いのか、なにがあっても学校の責任になってしまうのではないだろうか?それによって、学校側は、考え得るすべてのリスクを排除するように動き、そういう指導をしているのだろう。
たとえば、PTAの人たちは「腕章をつけて」パトロールしているから、「知っているひと」ということなのであれば、地域の老人会の人たちの力も借りて、その老人会の人たちにも「腕章をつけて」家の前に立ってもらえばいいんじゃないか?
どうするのが、一番いいか?と、聞かれても、全く、思いつかないのだけれども、せっかくそこにあった、地域の目を潰してしまう結果となっているのは、残念だと思う。
政府の教育再生会議の事務局長を務める山谷総理大臣補佐官は、東京都内の中学校で、土曜日に登校して自習する生徒を大学生や地域住民がボランティアで指導する取り組みを視察し、地域と学校が一体となった教育環境を作っていきたいという考えを示しました。 (2月24日 16時51分)
補佐官は、そんな地域社会の実情をわかっているのかどうか、わからないけれど、そういう横のつながりを作っていけるような方策を考えていっていただければいいなぁ。と、NHKニュースを見ながら思った
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