例によって、お通夜のあと、線香の番をしながら、いろんな話をする。中でも驚きだったのは、おじさんの暮らす街では、この春からいわゆる「里帰り出産」ができなくなるということだった。
調べてみたところ、正直、二人の医師だけで、よくも、そこまでがんばれてるな。という状況。里帰り出産を受け入れたくとも、受け入れてしまえば、二人とも倒れてしまい、それこそ、その地域の「お産の場」が無くなってしまう事態になりかねない状況のようだ。
そんな田舎だけじゃなくて、都会だって、餡ちゃんの日記で、「10月第1週までの分娩予約は終了しました」(2/10現在)っていう状況なワケだから、なんともかんとも……。
「産婦人科医の減少は出生数の減少に伴うもの」と、柳沢大臣は思っているようだが……。このまま、日本中のお産の場が無くなってしまう前に、なんとか、早期に抜本的な対策をとっていただきたいものだ。
すらにー
色々な所にも書かれておりますが、昨今の医療情勢(医師の配置の問題や訳のワカラン医療訴訟・判決)の中で、産婦人科医に成ろうと思う医師は、本当に貴重な存在と言えると思います。その位、周産期医療を取り巻く情勢が過酷に成っているのです…。