日曜日、高校野球をみたい気分もありつつも、腹が減ったりとか、買い物があったりとかで、ラジオを聞きながら出かける。飯を食った帰り、ちょうど、9回で、同点のまま延長戦へ。カーナビのテレビ+NHKラジオの実況という状態で、緊迫した中継を危機ながら、帰宅。
帰宅後は、テレビに釘付け。行き詰まる熱戦で、もう、どっちもがんばれ。っていうか、見てられない。どっちも勝ってほしい。という思いで、テレビに夢中になっていると、引き分け再試合。
高校野球って、負けたらそこまで。という緊張感の中、各選手の一瞬一瞬のがんばりから、すばらしいプレーが見られるので、好きなのですが、この試合は、ほんと良かったですね。
「甲子園のマウンドは大げさに言うと、音一つ聞こえないんです」。
早実の斉藤くん、クールな印象で、すごくかっこいいですね。甲子園の大歓声って、球場全体が揺れてるんじゃないか?というくらい、響くわけですが、そのなかで、この「音一つ聞こえない」という集中力、いいですね。
準決勝でその斉藤くんに三振を取られた鹿児島工の今吉晃君
敗戦後も笑顔を絶やさず、斎藤に「優勝しろよ」とエールを送った。わずか6球。それでも「今まで生きてきた中で、一番楽しい打席でした」。
プロになるための1ステップではなく、今、この一瞬にすべてを賭けて戦う。という部分に高校野球の美しさがあるんじゃないかなぁ。なんて思うのでした
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