四日間の奇跡

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四日間の奇蹟 (宝島社文庫)
浅倉 卓弥
宝島社 / ¥ 725 /

読みましたよ。買ったきっかけが、レジ横に積まれていたから。というくだらない理由ですけど……。

まずは、主人公が置かれている状況を「説明」なしに語る序章。すごく引き込まれていくかんじで、おもしろい。どうなって行くんだろう。と、わくわくしながら読む。

中盤で突然起こる出来事。ここからがその「四日間」になるわけですが、読み進めていく中で気がついてしまうわけです。あれ?こういう話どこかで読んだなぁ……と。

それに気がついてしまうと、そこから先は、なんというか、惰性でダラダラ読んでしまうのか。と、ページをめくるのですが、やっぱり、引き込まれるように読み進めてしまうわけです。

ストーリーはともかく、文章はうまいと思ったなぁ。別の話も読んでみようか。と思ったのでした。

どうでもいいけど、「このミステリーがすごい大賞」をこの作品がとった。というのが、一番のミステリーだと思う。どのあたりがミステリーなのか、わからん。「よく似た別の話」は、ミステリーだと思うけれど……。