父子旅行最終日

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9/7 月 4日目

朝ご飯を食べて、いつものように教育テレビでピタゴラスイッチなど見るのです。昨日の動物園の写真を印刷するおじいちゃんの写真をとったり、おじいちゃんによじ登ったりして、過ごすのです。

そんなわけで、バスに乗って市役所に向かいます。市役所で、パスポート申請用に戸籍抄本をとるのです。

パパに抱っこされながら、必要な書類を手渡したり、お金を払ったりするのが、息子さんの仕事です。

市役所から駅まで、バスかと思っていたパパでしたが、どうやら、歩いて行くそうです。「駅までバスじゃなくて、歩いて行くんだって。おんぶで行くかい?」「とーた、おんぶがいい。おんぶでいくー」さすがに、三日間遊びっぱなしだからか、なんだか、もう、眠そうです。

駅まで歩いていると、「きのう、ここ、たくしーのったでしょう」と、息子さん。「そうだねぇ、タクシーに乗って、おばあちゃんのお家に行った道だねぇ」「そうだよねぇ」相変わらず、どういう記憶をすると、たった2回タクシーで通っただけの場所を、逆から歩いているのに、わかってしまうのか。自分がこどもの頃どうだったか、すごく知りたいなぁ。

日差しがきついな。とか思いながら歩いていると「ぱぱー、あついから、こっち行こう」と、日影を指さして教えてくれます。そうだねぇ。日なたはあついね。

商店街に入って、チケットショップで、京都から東京の新幹線回数券を買い、駅へ。

マネケンのところで、「ぱぱー、せんべい、しんかんせんでたべるー」と、背中の息子さんからリクエスト。「そうだね、昨日、おやくそくしたもんね」と、10個入りを購入。

新幹線の回数券は、指定を受けないと、そもそも、今日乗れないので、指定を受けておく。万が一、自由席が満席だった場合には、抱っこ必須とは言え、座れる席が確保できているのは安心だしね。というわけで、みどりの窓口で12:22京都発。と、リクエストして切符を買い、ちょうどやってきた各駅停車に乗って、京都へ。

抱っこして乗っているうちに、むすこさんは、うとうと。ここで短時間でも寝てしまうと、うちの子は、「寝たフラグ」が立ってしまって、新幹線で寝なくなっちゃうんだよな。と、わかっているんだが、たたいて寝かさないようにするわけにもいかず、結局、京都までうとうと。

京都駅到着後、おんぶに切り替えて、新幹線の改札をくぐる。ふと、切符を確認すると、12:22のつもりが、14:22になっていた。12時を2時にされてしまったのか......。

ま、自由席に乗れればいいか。どうせ、新大阪発ののぞみだから、座れるでしょう。

てなわけで、予定通り、12:22に乗車。メロンパンと、ワッフルをたべて、満足したのか、もう、新幹線も飽きてきた頃、関ヶ原あたりのトンネルをくぐります。

「トンネルおわったら、おりる?」

ああ、たしかに、東京から乗って、京都で降りるときには、そういう説明をしたねぇ......。とか、思いながらも

「おりないよ。まだ、おうちは遠いからね」「えー、とーた、おりたい」「まだおりあいよ」

テーブルの上げ下げにも飽きてきたので、イスについている白い布をはがして遊び始めます。ていうか、眠いんだろうと、じゃぁ、ねんねする?と聞くと、横になるのですが、しばらくすると、立ち上がってしまうという状況のまま、名古屋を発車です。

そんななか、Twitter経由で、@tiltowait_kaiN が同じ新幹線に乗っていることを確認。2号車自由席まで来ると、東京まで子守ができるぞ。と、誘ってみたものの、16号車に乗っていたらしく、さすがに、来てはくれなかった。

結局、iPhoneでシンケンジャーの動画を見ていた息子さんは、やっと、寝てくれまして、ぐだぐだでぐずぐずな状況にも終わりを告げたのでした。

うちの奥さんと、地元駅で待ち合わせをする算段をつけている間に、東京駅に到着。微妙に寝たり無いのか、機嫌悪いな......

バイバイ大会をなんとか切り上げつつ、地下鉄駅へ。地下鉄に乗っている間に、どうやら、我々が乗っている各停の後ろの快速にうちの奥さんが乗っているらしいことが判明。

「駅降りたら、まま待ってるよ」と声をかけると、「ままいるかなぁ。もうおりる?」と、なんとなく、機嫌直ってきた。

降りる駅に近づいてきたので、靴を履かせて、抱っこして降りる準備。ホームにいる奥さんを見かけたので、電車を降りて、「ままどこかな?」と声をかけると、きょろきょろ。

どうやら、みつけたらしく、「ままー」と駆け寄る息子さん。

久しぶりに感動した。このタイミングまで、ほぼ、「まま」という単語を発しなかった息子の成長っぷりに

4日間、お疲れ様でした。

小学校に行くようになったら、一人で大阪に行けるようになったりするんだろうか?